ストーリー
幼なじみの六平と木綿子は、宇和海の貧しい漁村「芋背」に育った。昭和6年尋常小学校6年生になった二人は約束する。六平は医者に、木綿子は先生になって芋背に帰ってくると。
村人の期待を背負って宇和島の中学と女学校に進学した二人は、励ましあいながら懸命に勉強し、そして淡い恋を育んでいった。
昭和16年夏、木綿子は教師となり国民学校(現在の小学校)に勤めていたが、軍の医学校に進んだ六平からの音信は、5年間も途絶えていた。そんな中、木綿子に縁談が持ち上がる。若者たちは次々に徴兵されていく。
はたして二人の運命は・・・
二人の約束は・・・